よく、施設もチームもトップ(管理職)次第だ、なんて言い方があります。
今、あなたの職場ではどうでしょうか?
これは本当にそうでして、リーダーの存在が組織の命運を握っていると言っても過言ではありません。
リーダーが明確なビジョンを持ち、チームを正しい方向に導くことができれば、組織は活性化し、成長を続けることができます。
しかし、逆にリーダーが不適切な判断を下したり、ビジョンを欠いていたりすると、組織は混乱し、停滞してしまうでしょう。
リーダーがどのようにチームを導き、どのような方針を打ち出すかによって、組織全体の雰囲気や働きやすさが変わってくるのです。
最近も、スタッフが次々と辞めていく、もしくは具合悪くなっていくなんてケースを目の当たりにしました。
これは、リーダーシップの欠如や、それによる職場環境の悪化が原因であることが多いです。
例えば、リーダーがスタッフの意見を無視し、独断で(しかも的外れな)決定を下すような状況では、スタッフは自分の意見が尊重されていないと感じ、モチベーションが低下します。
逆に、リーダーがスタッフの意見を積極的に取り入れ(つまり頼る)、共に目標を設定し、達成に向けて協力する姿勢を示すことで、職場の雰囲気は大きく改善され、スタッフの士気も向上します。
根本原因は、リーダーの人間性か? 戦略なのか? はたまたサポート役の右腕左腕の存在か。
いや、リーダーシップなどというと大仰ですが、そもそもビジョンなんてものはない。策もない。スタッフからの声を交通整理できない。すべて単なる思いつき・・ これは本当に気の毒です。
以前もこんな記事を書きましたが、
なにもリーダーは必ずしも全能で立派な人間でなければならない!なんてことはなく、シンプルにスタッフの声に耳を傾け、彼らのニーズを理解し、適切なサポートを提供することで、職場の雰囲気は大きく変わってくものです。
働きやすさという観点からも、しかり。スタッフ達を守ってくれるのか、そもそもそういう視点はないのか、リーダーの姿勢が問われます。
スタッフ側からすれば、自分が大事にされてない、リスペクトされてないということは敏感に感じるものです。
また、結構共通しているのが、こういったリーダーは絶対と言っていいほど、自己研鑽してません汗
この無能状態で何とかやりくりしようとするので、途端にボロが出てきます。
これは気の毒なほどで、人材の安定などとはほど遠く、すぐさま退職の連鎖を生むことになるでしょう。
どうしたらこのようなリーダーは自分で気づくことができるのか? いや、もはや気づくことは出来ず、緩やかにチーム崩壊してくだけかもしれませんよ。
あなたがどの立場にいるかによっても違いますが、もしあなたが管理する立場なのであれば、まずは自らをひたすら内省する必要がありますし、
あなたが一般職であるなら、上司を変えることはほぼ不可能なので、路線を変えることを検討し出してもいいかもしれませんよ・・・