なぜ上司は無能になってしまうのか??
先日、新潟県長岡市にて、地域密着型サービス事業所の管
内容としては、「スタッフのやる気を引き出す職場づくり」という
動機づけの観点から見直していこう、そんな内容でした。
この「人」という観点からも、リーダーや管理職の役割というのは
さて、管理職になる方というのは、当然現場で経験を経て、その部
実際その役につくと、かつての能力を発揮できずに、精彩を欠く、
かつてはリーダーをサポートする立場におり、様々な提案・提言を
時に上への批判というか、「もっとこうしたらいいのに」ともっと
実際に自分がなってみると、思ったようにならず、徐々に平凡な状
もしくは、能力が見透かされ、皆んなからの信頼と求心力を失って
どうしてこうなってしまうのか、以前から不思議でならなかったん
実は、こういった現象を表す法則があります。
それは、
「ピーターの法則」
https://nomad-journal.jp/archi
ざっくりと説明すると、
・人は自己能力の限界まで出世する。
・無能な人はそのポジションに留まり、有能な人は限界まで出世す
・組織の中では、まだ限界に達していない人たちによって進められ
このように言っています汗
どこか思い当たりませんか??
私が思うに、管理職・リーダーとしての広い意味での振る舞い方、
ということは、まず習うことがなく、しかも上の人も教えてくれな
中でも、管理職としての「姿勢」です。
散見されるのは、役に就くことが、「偉くなった」と勘違いしてし
無能な上に偉ぶってしまう・・・サイアクです笑
ことわざにもあるように、「実るほど頭が下がる稲穂かな」。
基本スタンスとして、「オレがオレが」となるのではなく、
「皆んなのお陰で」「いつもご苦労さん、ありがとう」「ぜひ教え
最初はポーズでも構わないので、そうしておいて、間違いがないん
この解決策として、ピーター氏は、できる人だけど、あえて、できない部分を故意に持ち続けることを
これが『創造的無能』です。
この考え方は、すべてを完璧にこなそうとするのではなく、あえて自分の弱点や不得意な部分を持ち続けることで、
周囲の人々との協力やサポートを引き出し、組織全体の力を高めることを目的としています。
仕事のメインである、自分の能力の発揮できる仕事やポジションか
「玉にキズ」という点を持っておくとよいといっています。
たしかに、「この人はデキるな」という管理職の方は、このような
彼らは、自分の限界を認識し、他者の力を借りることで、より大きな成果を生み出すことができるのです。
そのぐらい、人の上に立つということはある種の特殊技能であり、
たとえどのポジションにいたとしても、どう立ち居振る舞い、マネ
そこに悩むことは、人を成長させ、大きくさせてくれるのです。
自分は決して完璧ではない、まずはそこを自覚し、周りにサポート
むしろ、もっと得意でデキる人をクローズアップさせる。
また、自己成長、鍛錬の歩みを止めないことですね。
そんなスタンスが良いのかもしれません。
もし管理運営業務で悩んでいる人がいたら、こういう理論が存在し
それを知るだけでも、少し楽になるのではないでしょうか。
少しでも参考になったら幸いです。
今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!
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