こんにちは!クジラオカです。
より良い組織を作る管理職のポジティビティとは
弊社オフィスより、、
これまでも多くの病院や施設、リーダーと関わってきましたが、接して、言葉を交わして、
その肌感覚ですぐに分かることがあります。
そこで実感するのは、(よく聞く話しかもしれませんが)その組織(チーム)はトップ次第だ、ということ。
例えば、何かを提案した時に、どんな反応を示すか?
その時の反応が、如実です。
後ろ向き、消極的、否定的、皮肉的になってはないか。
よく、「石橋をたたいても渡らない」とか、そんな表現もありますよね?笑
中でも私は、リーダーの前向き性、スピードというのは重要な要素だと思っています。
何か新しい提案に対して、フリーズして、拒否反応を示していないか。
特に研修や、何かトライする事項でも、そのリーダーが「別にウチではいいや・・」となってしまうと、もうTHE ENDです。
ノッてる組織は、リーダーがノッてます。
あと特徴的なのは、その人自身がSNS発信を率先してやっている、もしくは好意的にとらえている。
これは、意識が外向きであることを示しています。分かりやすいバロメーターです。
だから、伸びるところはますます伸びる。
そうでないところは、ますます地味になっていく(停滞していく)・・そんな図式です。
最近も、ある大きな病院のリハ部長と院内研修のプロジェクトを着々と進めているのですが、
見ていると、とにかく推進力、展開力が凄まじい。
そういうリーダーとは、話しも早いのです。
何か言ったとしても、「いいですね、やりましょう。」これで決まりです笑
そしてそんな姿勢は、スタッフや風土に表れるものですからね。実際そこも、優秀なスタッフたちのフォロワーシップが機能している、そんな印象です。
つまり、こういうリーダーだからこそ、付いていきたい、率先してサポートしてあげたい、と当然なっていきますよね。
もちろんそれは単なる空元気とかではなく笑、広い意味でのポジティビティ(前向き性)というのは、非常に大事なことなのです。
また、あり方的に前向き性を発揮している、ということは、きっと「ご機嫌」なスタンスだと思います。
実はこの「ご機嫌」も重要なのです。
現場に巣食う閉塞感・・・これは、管理職の「不機嫌」に起因してたりします笑
もちろん、本人にはその意識はないかもしれません。
しかし、何とも言えずにじみ出るその「不機嫌」によって、周りはとても気を使うのです。
そこに、心理的安全性なんてものは生まれようもありません。
確かに、様々なリーダーシップ論、マネジメント論がありますし、それこそコーチング云々もあります。
しかし、そういった小手先かつロジカルにどうこう以前の問題で、
シンプルに管理職(リーダー)の基本スタンスがどうであるかが、チーム風土に少なくない影響を及ぼすことを念頭に置いておいた方が良いかもしれません。
ご参考になりましたら幸いです。
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