リーダーや何らかの役職に就いているからと言って、みんなが主体的に考え、自律的に動ける訳ではありません。...
医療介護職として、人生100年時代をどう生きるか
先日の、トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言がかなり話題を呼んだ。
13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/
これはSNS界隈、こと医療介護分野でもザワついた。
またその後、金融庁の方からも、今後人生100年時代を見据える中で、2000万円の資産取り崩しが必要と見込まれ、年金ではとてもまかないきれないから、自分で長期分散型の資産運用せよ、との話もかなりの話題となった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45636720T00C19A6EE8000/
さぁ、どうするか??

安全神話などとうの昔に崩れ、
例えば私の地元においても、また最近、中規模の医療法人が、民事再生法が適用となり、M&Aされる運びになるようだ。これも軽く激震であった。勢力図も今後さらに大きく変わっていくことだろう。
一方で、(首都圏での様子はよく分からないが、)こんな最中でも、地方では、他人事のように感じている人も多そうだ。もちろん、どこも人手不足であり、今いる所で粛々と勤め上げる、それも悪いわけではない。
あちこちの大企業でも副業解禁の波が押し寄せるが、この医療介護業界でそれが馴染むかどうか未知数だが、それにしたって、どうなるかは分からない。あちこちからお呼びがかかり、引っ張りだこで活躍している専門職だって、実際にいるのだから。
考え方として、もう何万円かでも+αの収入をいかに作るか。その基盤を虎視眈々と築いていくイメージだろうか。
で、この時に、じゃあ土日休みだから、そこにどこかのバイトを入れてみよう。これだとあまりに短絡的で、意味がないとは言わないが、ちょっと違うんだろう、と。
あと私は、自分の存在と機会を拡大・増幅させる意味でも、自分の分身であるSNSチャネルを複数稼働させることは不可欠だと思っている。これであれば、仮に副業禁止であっても、先を見越して、構築していくことは可能だろう。(逆に、いざとなってから始めても、もう遅い…)
それはイコール、自分ならではの価値提供をいかに行っていくかに他ならない。
それに関しては、こちらのnote記事「今こそ、変化に強い“価値組療法士”になるために!」にも書いている。
実は、私が独立を考える時に、ヒントとなったワードが、「フリーエージェント」,「マイクロ法人」,「エキスパート」である。
おそらく今後、こんな世の中になっていくだろう。であれば、どのみち軌道に乗るのに何年かかかるのであれば、早めに動いた方がいいだろう、そんな考えが元だった気がする。
そして、できるだけ初期投資が少なく、リスクも最小限で、これまでの仕事も継続しつつ、自由に動ける形態を考えていく・・
そこで、私自身が展開する上で、かなり影響を受けた書籍をご紹介したい。