リーダーや何らかの役職に就いているからと言って、みんなが主体的に考え、自律的に動ける訳ではありません。...
組織力を高めるのも組織セルフイメージ!
クジラオカです。
常々、こんなことを考えます。
これまで数々の組織や事業所を見てきて、そこが発展するか。地域でも評判の伸び盛りの施設になれるか。
それはひとえに自分たちが自分たちのことをどう思ってるか、という「組織セルフイメージ」にかかってると言っていい。
本来、この「セルフイメージ」とは、個人の自己イメージのことであって、イコールそれは『自信』と置き換えてもいいだろう。
そして、チームや組織はこの個々の集合体であって、必然的に何らかの自分たちのイメージというものを作り上げる。
そして、やっかいなことに、これは多くの場合、トップ(そして首脳陣)のセルフイメージに大きく左右されてしまう、ということだ。

以前も、「どうして組織の行動が鈍るのか?」でも書いたが、客観的に見ていても、トップ次第で、その組織のパフォーマンスや見え方というのは、だいたい相応に決まってしまうものだな、と感じる。
だから、悲しいかな、例えば新しい仕組みを導入しよう、こんな研修をやろう、地域でこんな展開をしていこう、といった動きは、トップのキャパを超えることはなかなか無い、ということだ。
これは、働く側にとってみたら、由々しき問題で。
だから、「私はもっとこんなことをやりたい、でもここでは出来ない」と力を持て余してる、優秀で意欲性の高い人材から辞めてしまう・・・という図式になってしまうのだ。
このジレンマを解決する答えは一朝一夕には出ないが、トップや重要役職に就かれている方は、「今のここの状態はもしかして・・」と少しでも振り返るきっかけにすることと、もちろん完璧な人間なんていない訳で、だからこそ、自己研鑽や広い視野・高い視点で業界、地域をにらむこと。
そして何らかの発信を怠らないことが大事なんだと思う。
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