リーダーや何らかの役職に就いているからと言って、みんなが主体的に考え、自律的に動ける訳ではありません。...
価値観重視の人材育成とは(セミナー動画付き)
クジラオカです。
あなたは今、若手との関係性は上手くいってますでしょうか?
効果的な人材育成はできてますでしょうか??
いわゆるZ世代に対する関わり方、とりわけ教育に関する難しさが指摘されています。
また、世代に関わらず、人々のもつ「価値観」が大きく変わってきていること。そして、「価値観」に着目することの重要性もあらゆる角度から言われてきています。
生成AIの目覚ましい進歩により、教えることそのものの価値も大きく変わりました。やれ多様性だ、とはいうものの、実際のところはどうでしょう。旧来の物差しからアップデートできているでしょうか?
この答えのない時代に、「君はどうしたいの?」という問いはもはや機能せず、より相手の本質に近づくためには、「君はどうありたいの?」という価値観レベルに着目し、キャリア支援していく必要があります。
リーダーは、「どうしたら人は動くのか??」という根源的な課題を常に抱えています。
この問いは、単に指示を出すだけではなく、個々のメンバーが自ら進んで行動するように促すための深い洞察を必要とします。そのためには、いかにして内的な動機づけを発動させるかが重要です。
内的な動機づけとは、外部からの報酬や罰ではなく、個人の内側から湧き上がる意欲や情熱を引き出すことを指します。これを実現するためには、メンバー一人ひとりの価値観や目標を理解し、それに沿ったサポートを提供することが求められるのです。
さらに、いかに自律性を発揮してもらうかーーー自律性とは、個人が自らの意思で行動し、責任を持って決断を下す能力。これを育むためには、信頼関係を築き、メンバーが安心して意見を述べられる環境を整えることが不可欠です。
例えば、愛情・共感・ワクワク・好意・信頼といった、より内的な感情。これらの感情は、個人が他者と深く結びつき、共に成長しようとする意欲を高めます。
そして、職場のみならず、地域や社会課題への貢献・能力の発揮・感謝といった感情。これらの感情は、個人が自分の存在意義を見出し、より大きな目標に向かって努力する原動力となります。これらが、現代における意欲や動機づけの源泉となっていくのです。
今こそ、そのようなスタッフ個々のインサイト(本音,心の内)に着目した効果的な采配について、学ぶ必要がありそうです。リーダーとして、メンバーの内面に潜む本音や心の内を理解し、それに基づいたアプローチを取ることで、より効果的なチーム運営が可能となります。
ぜひこれを機に、担当する若手が大事にする価値観を探りつつ、あなた自身の価値観も明らかにし、自分らしいスタイルのリーダーを目指してまいりましょう!