こんにちは、クジラオカです。
2020年末に出版した、拙著「認知症コーチング 私たちのフリースタイルケア」がお陰様で、今もって多くの介護専門職にお役に立っているようです。
言わずもがな、認知症におけるいわゆる問題行動(介護する上で難儀してしまう行動)は大小多岐に渡り、また関わり手によって反応が変わるために、「こういう場合はこうせよ」とは非常に示しづらいものです。
そこで重要になるのが、その現場最前線で関わっている方が編み出した実践知(ナレッジ)こそが、チームで共有すべきフリースタイルケアなのだろう、と考えます。
そこで、書籍でもご紹介したノウハウのスピンオフバージョンとして、現場での実際のお困りごとに対して、こちらの「TeLiDe」誌において、4回シリーズにてお答えしてまいりました。
Case4: 「とにかく利用者さんの被害的な訴えが連日ひどく、私たち職員もさすがに疲弊してきます。何か良い手立ては無いものでしょうか?」
Case3: 「スタッフの質も様々で、ケアの共有化という部分で、難しさを感じています。何かいい知恵はありますでしょうか?」
Case2: 「担当利用者さんが、最近になり、認知症がみるみる進んできました。ケア上の不具合も出てきています。こうした進行していく状態に対して、認知症コーチングでより関わり方を円滑にする術はあるでしょうか?」
Case1: 「介護していく中で、言うことを聞いてくれないことが続くと、ついイライラしてキツい口調やそっけない態度になってしまいます。もちろん、頭ではダメだと分かっているのですが、どうしたらいいでしょうか?」
こういった課題、現場あるあるですよね?笑
各号とも4ページにわたりしっかりと解説しており、きっと、ケアしていく上で大いにヒントになるはずです。
ぜひ、お手にとってみて下さい!