こんにちは、クジラオカです。
今回は、リーダーシップ発揮に欠かせないコミュニケーション能力についてご紹介したいと思います。
あなたの普段のコミュニケーションは、効果的になっているでしょうか?
きちんと意図が伝わり、チームメンバーはその通りに動いてくれてるでしょうか??
言わずもがな、リーダーは組織内でのコミュニケーションの重要な役割を果たします。
常々、組織のビジョンや目標を明確に伝え、メンバーとの円滑なコミュニケーションを図ることが求められます。
また、リーダーはメンバーの意見や要望を受け入れ、適切なフィードバックを提供することも重要です。
そのチームが上手く機能するかどうかーー
リーダーのコミュニケーション能力は組織の成功に直結するため、十分に開発する必要があるのです。
リーダーにとって「効果的な」コミュニケーションは非常に重要です。
何をもって「効果的」と言えるのか??
効果的なコミュニケーションによって、メンバーとの信頼関係が築かれ、共通の目標に向けて協力することができます。
また、コミュニケーションの円滑さは意思決定や問題解決のスピードを向上させる効果もあります。
効果的なコミュニケーションのためには、明確なメッセージの伝え方や傾聴のスキルなどが必要です。
実はこの、「明確なメッセージの伝え方」が肝になるのです。
リーダーにはさまざまなコミュニケーションスキルが求められます。
例えば、適切な表現力を持ち、メンバーに的確に意図を伝える能力。
また、傾聴のスキルや共感力を持つことも重要です。
さらに、フィードバックを適切に行う能力や、コミュニケーションの円滑さを図るための調整力も求められます。
これらのスキルを身につけることで、リーダーはメンバーとの良好な関係を築き、組織の成果を上げることができる訳です。
現場においてよくありがちなことは、何か新たな動きを提示したり、仕事を依頼する際に、メンバーに納得が得られない、もしくは不信がられてしまう、ということ。
どうしてそうなってしまうのか、というと、大半の場合、それをする「意味」や「意図」がよく分からないからです。
それを補完し、効果的に伝えるテクニックとして、「PREP法」と呼ばれるものがあります。
この手法を活用することで、相手に対して論理的かつ明確なメッセージを伝えることができます。
PREP法では、結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の4つの要素を順番に整理して伝えることで、相手への説得力が大幅に向上します。
例えば、
結論:「これから、リーダーが何か報告事項があるときは、PREP法を意識しながら報連相することにしましょう」
理由:「なぜかと言うと、この方式だと要点が明確で、相手の理解や納得度が格段に変わるからです」
具体例:「あの有名な◯◯病院や△△病院でも取り入れて以来、ミスコミュニケーションが大幅に減ったと言いますし、そういえば、◯◯の論文でもこれが題材として扱われてました」
結論:「ですので、私自身はこの手法がチームの基本となるように進めていきたいと思います。とは言え私もまだまだなので、共に場数を踏んでまいりましょう!」
このような形です。
いかがでしょうか? 受け取りやすさがだいぶ変わるのを感じませんか?
成功するリーダーは効果的なコミュニケーション戦略を持っています。
例えば、リーダーはビジョンや目標を明確に伝えることで、メンバーのモチベーションを高めることができます。
また、問題や課題が発生した際には、適切なタイミングで情報を伝え、共同で解決策を見つけることが重要です。
さらに、フィードバックを適切に行い、メンバーの成長を支援することも成功するリーダーのコミュニケーション戦略の一環です。
メンバーによって濃淡が無いように、ということも重要ですし、タイムラグがないように、ということも大事です。
このように、成功するリーダーは状況に応じて柔軟にコミュニケーションを行い、組織をリードする能力を持っているのです。
リーダーはコミュニケーション能力を高めるためには、まずシンプルに「向上したい」という意識が大切です。
今回はPREP法のご紹介でしたが、これを取り入れることで、メンバーとのコミュニケーションがより効果的になり、組織の目標達成に向けてさらに力を発揮することができるはずです。
ぜひ、「伝わる」コミュニケーションを磨いてまいりましょう!
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